日本で唯一、スタバがない県で、 少し有名になった、鳥取県。 その地では、戦国時代に、とても凄惨な、 歴史的な戦いがあったのだ。 鳥取城は、天正9年(西暦1581年)に、 織田信長の命により、羽柴秀吉が、 鳥取城攻めをして、その際におこなったのが、 『鳥取の餓え殺し』なのだ。 ”餓え(かつえ)”は、”渇え”とも言われているが、 要は兵糧攻めによる、城内で飢餓を、 起こさせる作戦だ。 この作戦は、本当に酷かったようで、 日本史上で、人肉を食した記録は、 殆ど無いのだが、その例外中の例外が、 この鳥取城攻めでは、あったようだ。 歴史的にも、そこまでの事が起こった土地なのに、 何故、鳥取市では、『かつ江(渇え)さん』などという、 無神経な、マスコットキャラクターを、 公開してしまったのだろう。 『因幡の人達の、たくましい姿を形象した』と、 言っているようだが、あまりにも、 軽率な行為に、呆れてしまう。