前世を知りたい、という人は少なくないようです。インターネット上を見ても 前世関連の話題は多いですし、書籍になっているものも少なくありません。 ワークショップとかに出席しても、前世と聞くと目の色を変える人は多いです。 どうして前世を知りたいのだろうと考えたことがあります。私自身はそれほど 前世がどうだと考えたことはありません。現実的に考えて、それを知ってどうするので しょうか。前世から引き継いでいる問題を解決すれば、現実が好転するのだと言う人も います。しかしそれが前世のものであると誰がわかるのでしょう。前世がわかるという 人が何か言ったとして、そのことについて正誤の判断を下せる人は誰もいないのです。 なのでいたずらに前世の問題にせずに、必要な情報は今ここにすべてあると考えたら いかがでしょうか。そのほうがより現実的ではないかと私は思います。